排水処理工程向け
マイクロ波式全固形分濃度計
「Proline Teqwave MW 300/500」を発売
〜排水処理プロセスの効率化とコスト削減に貢献〜
エンドレスハウザー ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:泉 俊彰) は、下水処理場および産業排水処理設備向け全固形分濃度計「Proline Teqwave MW 300/500」を2026年8月27日に発売いたします。本製品はマイクロ波透過技術により、汚泥中の全固形分濃度をリアルタイムで連続測定し、汚泥処理工程の最適化、省エネルギー化および運用コスト削減に貢献します。
Proline Teqwave MW 300/500の概要
Proline Teqwave MW 300/500は、下水処理および産業排水処理における汚泥中の全固形分濃度をインラインで連続測定する製品です。従来、全固形分濃度の把握にはラボでの分析が必要な場合もありましたが、本製品により、オペレーターはプロセスの状態をリアルタイムで把握しながら迅速な運転制御を行うことができます。
媒体を通過するマイクロ波の伝搬時間と減衰量から、全固形分濃度を算出するマイクロ波透過方式を採用しているため、初沈汚泥、濃縮汚泥、消化汚泥、脱水工程前後などさまざまな測定ポイントで連続監視が可能となり、汚泥処理工程全体の最適化に貢献します。ポンプ制御や薬品注入の最適化により、一般的なアプリケーションでは凝集剤使用量を約20%削減できるほか、汚泥中の含水率を低減させることで輸送・処分コストの削減にも貢献します。
Proline 300は一体型変換器で設置スペースに制約がある場所に適し、Proline 500は分離型変換器で、要件の厳しい環境での設置向きです。最新テクノロジーで製造されており、Webサーバーを搭載。WLANから設定ができ、従来製品より操作性が向上しています。
Proline Teqwave MW 300/500の主な特長
・ リアルタイム測定
マイクロ波透過技術により、全固形分濃度をインラインで連続測定。ラボでのサンプル測定が不要で、リアルタイムなプロセス管理を実現
・汚泥処理工程の効率化
全固形分濃度に基づく運転制御により、ポンプ運転や固液分離工程を最適化し、エネルギー消費の低減に貢献
・薬品使用量の削減
全固形分濃度に応じて凝集剤を制御することで、一般的な用途で約20%の使用量削減
・メンテナンス負荷の低減
研磨加工された計測チューブにより付着を抑制し、洗浄間隔が延長。
・Heartbeat Technology対応
Endress+Hauser独自のHeartbeat Technologyを搭載し、プロセスの中断なく機器の健全性を検証・記録
・優れた設置性・操作性
内蔵WebサーバーおよびオプションのWLAN により、容易な設置と直感的な操作が可能
Proline Teqwave MW 300/500の使い方・利用シーン
Proline Teqwave MW 300/500は、下水処理場および産業排水処理設備における汚泥処理工程で使用されます。最初沈殿池から送られる初沈汚泥(一次汚泥)、消化槽へ送られる濃縮汚泥、脱水設備前の消化汚泥など複数の測定ポイントに設置することで、汚泥中の全固形分濃度を連続監視できます。
最初沈殿池では、全固形分濃度に基づきポンプ停止のタイミングを制御することで不要な送液を防止し、エネルギー削減に貢献します。消化工程では凝集剤注入量を最適化するとともに、全固形分濃度の向上によって消化槽の加熱負荷低減やバイオガス生成効率向上を支援します。さらに脱水工程では、全固形分濃度に応じた薬品注入制御により脱水効率向上と薬品コスト削減を実現します。
仕様詳細については製品ページ(Proline Teqwave MW 300 / 500 )をご覧ください。