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マイクロ波透過方式による測定

強化されたプロセス制御:リアルタイムかつメンテナンスフリーで、さまざまな業界における全固形分濃度のインライン測定を実現

マイクロ波透過方式による、リアルタイムかつメンテナンスフリーの全固形分濃度インライン測定
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マイクロ波透過方式による測定

製品ファインダは、用途に合った計測機器・ソフトウェア・システムコンポーネントを、製品特性から簡単に検索できるオンラインツールです。 また「Applicator」は、アプリケーション条件に基づき、最適な製品選定をステップごとにナビゲートします。

マイクロ波透過による測定について

マイクロ波透過方式を用いた計測器は、食品・飲料、パルプ・紙、水・廃水処理などの業界での汚泥処理などで、混合物中の全固形分(Total Solids)を測定するために使用されています。特に排水処理の分野では、清澄、消化、脱水工程などが主な用途です。全固形分は従来ラボサンプルによる分析が一般的でしたが、効率向上と時間短縮を目的に、リアルタイムの連続インライン測定の需要が高まっています。

他の全固形分濃度の測定技術は、混合物の濁度に依存したり、測定可能な範囲が限られていたり、高頻度のメンテナンスが必要となる場合があります。一方、マイクロ波透過方式は色・濁度の影響を受けず、メンテナンスフリーで、0~50% の広い全固形分範囲をカバーします。

マイクロ波透過:測定原理

媒体を通過するマイクロ波は、分子・原子レベルで物質と相互作用する電磁波です。この相互作用により、マイクロ波は吸収されたり伝搬速度が変化します。これらの物理的性質から、媒体の誘電率を算出でき、これを基に全固形分などの量を求めることが可能です。

誘電率とは、誘電体が電場によりどの程度分極するかを示す指標です。誘電率が高い媒体ほど電場に反応して、強く分極します。

全固形分濃度が高い媒体では、マイクロ波の伝搬速度は清水中よりも速くなり、飛行時間(Time-of-Flight)は短縮され、減衰も小さくなります。これは、水分子が高い誘電率を持つ一方、廃水汚泥中の固形物は相対的に低い誘電率を示すためです。

利点

  • リアルタイムかつ連続インライン測定による、信頼性の高い恒常的なプロセス管理
  • スラッジの色・濁度・その他汚泥特性の影響を受けない
  • メンテナンス負荷が小さく、運用効率の向上に貢献
  • 一次沈殿槽から脱水工程まで対応可能な広い測定範囲(0~50%TS)