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溶存酸素センサおよび変換器について
曝気量制御、発酵、培養などのさまざまなアプリケーションにおける品質保証やプロセス制御のためには溶存酸素の測定が重要です。Endress+Hauserは、微量酸素から高濃度酸素までのあらゆる測定範囲、ならびに危険場所やサニタリプロセスなどのあらゆる条件において、信頼性と精度の高い溶存酸素分析を可能にする機器を提供しています。
下の「製品ファインダへ」ボタンをクリックし、さらに「製品タイプ」等の製品フィルターで製品を絞り込むことで、溶存酸素センサおよび変換器の幅広い製品ラインナップからご希望の製品をご覧いただけます。また、「Applicatorへ」をクリックいただくと製品選定ツールへアクセスいただけます。アプリケーションパラメータから製品を選定いただける他、産業毎のプロセス図から製品を選定いただくことも可能です。
溶存酸素センサの選択方法
溶存酸素センサおよび変換器は、水処理、廃水処理、化学薬品、発電所、ライフサイエンス、製薬、食品および飲料、養魚など、多くの産業で使用されます。必要に応じてセンサを選択:隔膜式溶存酸素センサは、微量酸素から高濃度酸素まで高精度のリニア測定を実現します。継続的な高精度測定には、定期的なメンテナンスが必要です。安定した測定値を迅速に提供し、メンテナンスが極めて容易であることが、光学式溶存酸素センサの利点となっています。
液体の溶存酸素濃度は、隔膜式または光学式の測定原理を使用して測定できます。この測定原理の説明および機能については、こちらの動画をご覧ください。
隔膜式センサによる溶存酸素測定
隔膜式溶存酸素センサは、作用電極と対電極で構成されます。両電極は共通チャンバ内の電解液に浸漬しており、両方に直流電圧が印加されます。酸素が隔膜を通って測定物から電解液に浸透し、作用電極で電流に変換されます。化学的同等性反応により対電極がシステムの動作を維持します。得られた電流値は測定物の酸素分圧に比例します。
光学式センサによる溶存酸素測定
蛍光消光法を用いた光学式溶存酸素センサには、LED、光ダイオード、酸素浸透層で覆われた測定物との分離セクションが備えられています。層には、オレンジ色の光に励起され、濃赤色蛍光に反応するマーカー分子が含まれます。酸素分子はマーカー分子に付着し、蛍光を減衰(消光)させます。このとき、光ダイオードは、測定物の酸素分圧を反映する光度を検知します。
電極またはLEDの経時変化の補償
経年劣化により、各溶存酸素センサの経時変化により測定ドリフトが発生する可能性があります。
- 実効電圧を低下させるために、隔膜式センサの対電極を臭化銀層でコーティングすることが可能です。
- 光学式センサの測定LEDは明度が低下することがあります。
この影響を補償するため、Endress+Hauser は追加の比較電極を備えた隔膜式センサとリファレンスLED付きの光学式センサを提供しています。これにより、Endress+Hauser のセンサは長期にわたって精度と信頼性の高い測定値を約束できます。
利点
- Endress+Hauserが提供する溶存酸素センサおよび変換器は、基本機能からマルチチャンネル、マルチパラメータ測定まで、あらゆる要件に応えることができます。
- Endress+Hauserの溶存酸素変換器は、各溶存酸素センサの測定信号を処理して、これを必要に応じて、酸素分圧、酸素濃度、または酸素飽和度として表示します。
- 溶存酸素センサは十分な柔軟性を提供できるよう、水路や水槽での使用、および配管やタンクへの設置の両方に対応するように設計されています。
- あらゆるアプリケーション分野向けの幅広い溶存酸素ホルダ(固定設置ホルダ、浸漬ホルダ、流通ホルダ、リトラクタブルホルダ)から選ぶことができます。
- 使いやすい溶存酸素校正基準が、信頼性の高いセンサの調整、校正、検証、ならびに各溶存酸素センサのゼロ点の確認のために役立ちます。