
Martin Raab
Head of Public Communication and Group Media Spokesman, global
Endress+Hauserの計測機器やコンポーネントは、世界中の多くのプロセスエンジニアリングシステムを安全かつ確実に稼働させています。工業プラントおよび産業用のモノのインターネット(IIoT)環境では、サイバーセキュリティの注目度が高まっています。:-ネットワークやコネクティビティの普及が進むにつれて、企業は生産システムやオートメーション技術を不正なアクセスから守ることがが不可欠になっています。
Endress+Hauserは、お客様の生産システムを最適に保護するために、製品やサービスの計画および開発の早い段階で安全な運用を実現するための基盤を築いています。3月に、世界をリードする検査機関の1つであるTÜVラインランドは、IEC 62443-4-1規格に準拠した認証を発行し、この製品開発プロセスおよび製品ライフサイクルが最高の国際規格に適合してることを確認しました。
「これは当社の仕事の優れた質の証であり、私たちは非常に満足しています」と、Endress+Hauserの製品セキュリティ責任者を務めるMirko Brcicは述べており、「先進的な物理層やIIoT製品だけでも、技術的な進歩が続いていることを考えると、私たちにとっては、デジタル化を加速するだけでなく、同じペースで機器やソフトウェアのセキュリティを守り続けることが非常に重要です。」と言っています。
特に、プロセスをIEC 62443-4-1に適合させることで、Endress+Hauserは、最初からあらゆるセキュリティ要件を考慮して製品を開発し、提供するコンポーネントがリスク要因にならないことを保証しています。これに加えて、コードの分析とレビュー、侵入テスト、セキュリティ更新プログラムのインストールなど、その他の措置が導入されています。以下の8つの分野で、安全な製品開発プロセスがどのようにあるべきかを定義しています。
セキュリティ管理
セキュリティ要件仕様
セキュア設計ガイドライン
セキュア実装ガイドライン
セキュリティ特性の検証と妥当性確認
脆弱性管理
セキュリティ更新プログラムの作成と公開
セキュリティ製品の関連資料
「産業オートメーションの分野で実績のあるIEC 62443-4-1認証規格により、私たちは、これらの内部プロセスに関係するすべての従業員が、同レベルのセキュリティで作業できるようになります。これにより、私たちは、現在および将来もネットワーク接続された製造環境向けた、高品質の測定、自動化、IIoT製品をご提供するための基礎を築くことができるのです」と、Mirko Brcicは述べました。
Endress+Hauserには、技術革新に投資するという長い伝統があります。IETFは昨年、パスワードで保護された機器アクセスを可能にする、Endress+Hauserが開発した革新的なCPaceセキュリティ技術の標準化を推奨しました。特許出願件数も常々、高水準にあります。Endress+Hauserグループでは現在、8,900件の特許(申請中を含む)を保有しています。
ファイルサイズ: |
1.9 MB |
ファイル名: |
EH_08-04-2021_IEC62443-4-1.zip |
Martin Raab
Head of Public Communication and Group Media Spokesman, global