新しいLiquiphant FTL51によりSILプルーフテストの間隔延長を実現

革新的な技術を活用してプルーフテストの時間とリソースを節減

スイスのCABB AG 社は、プラントの安全性を非常に重視しています。だからこそ、同社は定評あるエンドレスハウザー製音叉式レベルスイッチの新型モデルを選択しました。同一機器の2台設置による冗長化運転が可能な新しいLiquiphantは、SIL3安全ループにおける信頼性の高いリミット検知を保証します。本機器は、3年毎にほぼ100%のプルーフテスト範囲(PTC)で包括的なSILプルーフテストの実行が求められる、CABB AG社のプルーフテストに関する新しい試験戦略に対応しています。

Liquiphant FTL51によりSILプルーフテストの間隔延長を実現 ©Endress+Hauser

新しいLiquiphant FTL51は塩化チオニルを使用するSIL3アプリケーションに対応可能です。

お客さまが手にした利点

  • 短い間隔で計測機器が休止状態になることが減るため、プラントのダウンタイムが短縮されます。

  • 機器を取り外して設置する頻度が減少することで、系統的エラーの発生する可能性が低減します。

  • IEC 61508に準拠して開発されているため、本機器はユーザーによる追加の動作テストを必要とせずに、SIL安全回路で直接使用することも可能です。

Michael Lemke氏、CABB社の機能安全エキスパート

そして、Heartbeat Technologyが採用されたことで、プロセスを中断せずに計測機器を検証できます。そのため、多大な時間とリソースの節減が実現します。

Michael Lemke氏, CABB社の機能安全エキスパート
  

課題   

CABB AG社の機能安全スペシャリストであるMichael Lemke氏は、ますます多くのSIF回路(所定のSILレベルの安全回路)がプラントに組み込まれるようになっていると言います。これに応じて、メンテナンスとテストの作業負担が増加しています。これは、メンテナンス作業員の人数が変わらない一方で、プルーフテストを実施するための時間帯ますます短縮されているという事実によってさらに深刻化します。

エンドレスハウザーのソリューション

Liquiphantは、SIL3アプリケーションで使用されます。パイプで接続され、相互通信が行われる4基のタンクで構成されます。使用される測定物は、人体に対して急性毒性のある塩化チオニルです。そのため、SILガイドラインに従って包括的なテストを行う場合、技術者は完全な保護対策を講じて機器を取り外します。そのためには、タンクを空にして洗浄する必要があります。以前は、毎年、テストのためにレベルスイッチを取り外さなくてはなりませんでした。

エンドレスハウザーの測定技術を採用することにより、この作業負担は大幅に軽減されました。新しいLiquiphant FTL51は、1oo4アーキテクチャおよび同一機器の2台設置による冗長性が確保されたタンクで使用されます。そのため、各タンクには新しいLiquiphant FTL51が装備されます。各計測機器には、Heartbeat Technologyと組み合わされたBluetoothインターフェイスが装備されます。この技術により、プロセスの実行中にSmartBlueアプリでレベルスイッチを検証できます。