ユーティリティ蒸気消費量の測定と最適化

熱交換器の効率と可用性の向上

エネルギーまたはユーティリティ管理者として、購入した蒸気を最大限に活用したいと思いませんか?しかし、ほとんどのお客様が、蒸気システムの正確なエネルギー収支の構築に苦労しているようです。理想としては、プロセスへの最適な熱伝達のために、100%ドライな飽和蒸気として熱交換器に供給するべきです。しかし実際には、この蒸気は様々な湿り度を有しているので、非効率的な熱伝達をもたらす、あるいはウォーターハンマーによる熱交換器の損傷リスクを増大させます。

蒸気に対する熱い思いでお客様をサポート

ボイラーはお金を燃やす場所で、蒸気消費はその浪費といえるかもしれません。 エンドレスハウザーは、蒸気消費量を正確に測定し、最も効率的な主要業績評価指標(KPI)を決定するための信頼のおけるパートナーです。根幹となるのは、正確な測定です。2線式テクノロジーにより、乾き度によってインラインで補正された蒸気の正確な測定を提供し、蒸気システムの正確な質量とエネルギーのバランスを可能にします。

  • 完全なドライ飽和蒸気として、蒸気が最適な条件でプロセスに到達

  • 安全で効率的な蒸気利用のために、エンドレスハウザーの豊富な測定機器およびモニタリングソリューションで最適な透明性を獲得

  • エンドレスハウザーのソリューションのひとつである自己診断機能、検証機能及び監視機能を備えたHeartbeat Technology搭載機器は、ISO 50001 (エネルギー管理) と ISO 140001 (環境管理) 規格への準拠を支援

  • 国際規格のIAPWS- IF97/ASME に従って補正された湿り蒸気と乾き蒸気の直接測定

  • プロセスに供給されるエネルギーを監視することで効率を確認し、改善を実施

蒸気消費における重要な測定ポイント

シェルアンドチューブタイプ熱交換器を用いた蒸気消費プロセスマップ ©Endress+Hauser
プレート式熱交換器を用いた蒸気消費プロセスマップ ©Endress+Hauser

透明性を提供し、蒸気効率を最大化

流量計 Prowirl F200が蒸気消費量の測定に役立っています。

蒸気消費についての透明性を確保

エネルギーが最適な効率でプロセスに確実に伝達されるためには、最終使用時点で蒸気は完全にドライ且つ飽和している必要があります。乾き度の割合で補正された質量とエネルギーを含む、エンドレスハウザーの包括的な蒸気測定製品は、モリエ線図の飽和度にどれだけ近いかを判断するのに役立ちます。 利用可能な蒸気を測定するための最も正確なオールインワンの2線式ソリューションを提供し、正確なエネルギーまたは質量のバランスを可能とします。

  • 従来の差圧流量計または渦流量計を使用して蒸気流量を測定する場合、乾き度 90% の蒸気の場合、体積と質量で5%の追加測定誤差が発生します。

  • 乾き度 90% の蒸気とは、凝縮水が10%存在することを意味しており、プロセス加熱に利用できるエネルギーが10% 不足していることになります。

  • 間接加熱アプリケーションの凝縮水温度を読み取ることで、プロセスにどれだけのエネルギーが供給されたかを判断できます。

渦流量計Prowirl F200 を確認するエンドレスハウザーの技術員

すべてのプロセス変数に対する現場測定技術

エンドレスハウザーは、流量、圧力、温度、分析、レベル、記録など、すべての蒸気プロセス変数に対応する計測機器の包括的なポートフォリオを提供しています。

  • スチームが100%ドライなのか、湿り度を知りたい場合: 多変数測定渦流量計 Prowirl F 200は、湿り蒸気を検出し、蒸気の質量とエネルギーを計算して乾き度を測定します。

  • Cerabar M PMP51のような圧力センサで蒸気が正確な圧力で供給されているかを確認できます。

  • 堅牢な測温抵抗体 Pt100 を使用した 溶接タイプの Omnigrad 温度計 (TR15 および TH15)を使用して、蒸気が正確な温度で供給されているかを確認できます。

  • 凝縮液を再利用して化学薬品のコストを削減できるかどうかを知る: 濁度センサ Turbimax、または導電率センサを使用して凝縮水の品質を判定します。

壊れたプレート式熱交換器の写真

熱交換器と製品の保護

熱交換器(例えばプレート式熱交換器)のブレークスルーは、蒸気と製品間の直接接触があるので、製品の損失をもたらす可能性があり、潜在的な安全上の問題が存在します。 Turbimax シリーズのセンサを使用して凝縮水の濁度をチェックすれば、伝熱面が 破損していないかどうかを判断するのに役立ちます。

  • 可用性を高め、生産量の損失を最小限に抑える: 問題が発生したときに即座に検知可能

  • 熱交換器入口で蒸気の乾き度を確認することで、装置の損傷や破壊につながる可能性のあるウォーターハンマーのリスクを低減可能

Memograph Mデータマネージャで消費量とエネルギーパフォーマンスをチェックするエンドレスハウザーの作業員

熱交換器はどれくらい効率的ですか?

熱交換器の効率をチェックするために、プロセスに供給されるエネルギーと製品が得たエネルギーを比較することができます。この効率が時間とともに変動する場合、熱交換器クリーニングの必要性を示しているかもしれません。変質した製品が堆積すると、蒸気側でマグネタイトや他物質が堆積し、熱伝達効率を低下させる可能性があります; ほんの数ミクロンで数千ドルもの費用が掛かります。

  • Memograph Mのようなエネルギー及びアプリケーションデータマネージャーを使用すれば、消費及びエネルギーパフォーマンスのリアルタイム監視と視覚化が可能です。

  • 経時的に効率を確認して視覚化することで、コストを削減し、効率と可溶性を高めるためのクリーニングの必要性を判定できます。

エネルギー計測点検サービスは、測定の正確さを確認します。

エネルギー計測点検サービス

蒸気消費の効率を決定するために使用される測定値が信頼できるものであるかどうかを確認できますか? エンドレスハウザーは、 測定の正確さをチェックし確認するためのエネルギー計測点検サービス を提供しています。 技術専門員がエネルギー測定ループ内の全てのコンポーネントをチェックし、測定精度向上方法について明確な推奨事項を提示します。プロセスの中断を最小限に抑える、または中断することなく現場での校正と現場機器の検証を行います。
  

  • 蒸気測定及び各エネルギー測定ループの実証済み精度

  • 蒸気消費量を最適化するために信頼できる情報の正確性についての確信

  • 効率を改善するために裏付けされた最高の蒸気品質

  • 問題を早期に特定して安全性を向上させる

当社製品ラインアップをご確認ください

利点

エネルギーとユーティリティの管理と日々の課題に対する深い理解が、スチーム測定用のエンドレスハウザー製品とサービス提供の中心となります。完全な透明性を提供し、エネルギー及び環境管理基準への準拠を確実にするサービスおよびソリューションと共に、すべてのプロセス変数に対する正確で信頼できる測定機器の包括的なポートフォリオを提供します。安全、利用可能、透明性で効率的な蒸気消費のためにエンドレスハウザーをお選びください。

  • 5 ~ 15%

    包括的なエネルギー監視ソリューションによって5〜15%の典型的なエネルギー消費を節減

  • 24時間365日

    蒸気システムの全ライフサイクルを通して運転の安全性を確保

  • 60年以上

    にわたるユーティリティの経験