新しいLiquiphant FTL51B - パイオニア
初の音叉式レベルリミットスイッチとして誕生したLiquiphantが、Industry 4.0に対応可能になりました。
デジタル変革
オーバーフロー防止やポンプ空引き防止など、Liquiphantは今日、プロセスオートメーションの多くのタスクを実行しています。しかし、この最も単純な測定原理でさえ、デジタル変革に適合させる必要があります。未来のタスクに対応できるよう、センサを備えるべき時が来ました。デジタル時代に向けて現在準備を進めている企業は、情報技術だけでなく、フィールドレベルでも最適化を図っています。これには、プロセスの最適化を行うために関連データを提供するセンサが必要となります。
プロセスセンサ4.0
「プロセスセンサ4.0」を目指す技術ロードマップにおいて、センサとの通信用に2つ目のモバイル手段を確保すること、そして、センサが予防メンテナンスやプロセス最適化のために情報を提供することが、NAMURでは要求されます。さらに、説明書や証明書などの製品情報が、いつでも現場で使用できる状態でなければなりません。LiquiphantおよびEndress+HauserのSmartBlueアプリを使用して、オペレータは通信できるようになりました。このアプリにより、あらゆる製品データや診断データにアクセスできます。
新世代
これによって、特にメンテナンスのために足場を用意する必要のある、アクセスしにくい場所において、システムの点検が大幅にスピードアップします。新しいLiquiphantでは、LEDまたはSmartBlueアプリのHeartbeat Technology診断機能を介してレベルスイッチのステータスが表示されます。また、Heartbeat Technologyを使用した検証によって、完全な文書化が実現します。新たに実装されたSILウィザードは、ユーザーのために簡単な方法で反復テストのガイドを行います。
簡単かつ安全
新世代の機器のデジタルイノベーションはいずれも、人間の作業を簡素化するために役立つものです。Liquiphant は、貯蔵タンクやパイプラインにおける各種の液体のレベル測定のために使用されます。この汎用機器は、他の測定原理では導電率、流量、気泡などによって制約を受ける場合にも機能します。Liquiphantは、すでにIEC 61508および「安全設計」原理に従って開発されているため、SIL2およびSIL3アプリケーションで使用できる設計となっています。