
Martin Raab
Head of Public Communication and Group Media Spokesman, global
高度な革新性、独創性、市場指向性 ―― 3つの点がAMA Innovation Awardの選考では特に重要視されます。そしてEndress+HauserのProline Prosonic Flow P 500超音波流量計は、それら評価基準をクリアし審査員を納得させることが出来ました。
世界各国の27の候補を抑え、スイスのReinachにある流量計のプロダクトセンター・Endress+Hauser Flowの開発チームが栄えある賞を受賞しました。Beat Kissling、Quirin Müller、Roberto Vitali、Andreas Bergerの4名で構成された開発チームは、最高550 °Cで非接触式流量測定が可能なクランプオン超音波センサの開発に初めて成功しました。
クランプオン超音波流量測定技術分野において、Endress+HauserのProsonicFlow P 500は飛躍的な進歩を遂げました。さまざまなプロセスアプリケーションに対応するよう設計された本機器は、測定物に直接接触せずに液体流量を高精度に測定できるため、侵食性、腐食性、または研磨性の高い液体に最適です。広範な温度および呼び径において安定した性能を発揮する本機器は、機能安全(SIL) に対応しており、危険場所での使用に適しています。
Prosonic Flow P 500には、乱れを補正するFlowDCなどの高度なソフトウェアが搭載されており、厳しい設置条件下でも正確な測定が可能です。また、組み込まれたWebサーバーにより、診断、設定、およびデバイスデータに容易にアクセスできるため、設置やメンテナンスも簡単に行えます。本機器はHeartbeat Technologyを使用し、継続的な自己診断および検証を行うことで、信頼性の高い動作と予知保全を実現します。
Association for Sensors and Measurementが主宰するAMA Innovation Awardは、業界で最も権威ある賞の一つであると言われています。この賞は革新的な研究者や開発チームに授与され、栄誉が称えられます。審査員には、業界や化学分野の有識者が名を連ねています。授賞式は2025年5月6日、ドイツのNurembergで開催されたSensor+Test産業見本市において行われました。
ファイルサイズ: |
29.9 MB |
ファイル名: |
EH_2025-05-13_AMA-Award.zip |
Martin Raab
Head of Public Communication and Group Media Spokesman, global