トイレ洗浄に爽やかな潮風を
Turbimax CUS52Dによる海水の品質監視
香港における飲料水の消費量は、トイレの洗浄に海水を使用することで20%削減できます。沿岸の揚水ポンプ施設により、天候の変化や海の状態に関係なく、住民のために安定的に水が供給がされます。
改善結果
必要な測定範囲における高精度で安定した、再現性のある測定値
時間がかかり、エラーが発生しやすいラボ測定は不要
コンパクトな測定点、明確なパネルレイアウト、1つの変換器ですべてのパラメータに対応
お客様の課題
消費者に水を提供する前に、絶えず変化する海の状態に関わらず、水質目標（WQO）のガイドラインに水質が適合していることを確認する必要があります。そのため、時間がかかり、エラーが発生しやすい従来のラボ測定を、信頼性の高いオンライン監視システムに交換することが決定されました。
Endress+Hauserのソリューション
WQOを達成するためには、濁度に加えて、遊離塩素、溶存酸素、pHを測定する必要があります。お客様は、センサが取付け済みの水質分析パネルの採用を決めました。海水中での信頼性の高い測定を確保するために、CUS52Dには超音波洗浄とセルフクリーニング用の気泡トラップが装備されています。このアプリケーションは稼働開始から2年以上が経過しており、16の測定点に分析パネルが組み込まれています。