Martin Raab
Head of Public Communication and Group Media Spokesman, global
「世界中で起こっている政治的および経済的困難を考えれば、すべての目標を達成できた訳ではないとは言え、今年度の業績には非常に満足することができます」と最高財務責任者(CFO)であるDr Luc Schultheissは述べています。昨年は外国為替相場の総合的な展開がやや追い風となりました。一方、Analytik Jenaではルーブルの下落による損失に相当額の引当金が必要となるなど、近年吸収合併した子会社が業績を圧迫しました。
本年度は、1,100名以上の従業員を抱えるドイツのラボ用分析の専門企業であるAnalytik Jenaと、約80名の従業員を有する分光学分野の米国企業であるKaiser Optical Systemsの業績が初めて連結されています。これに加え、2014年初めにはアラブ首長国連邦で新しいセールスセンターの業務を開始しました。Luc Schultheissにより、グループ純売上高における本業の成長は6%に届いていないことが報告されています。
雇用レベルは確実に向上しました。2014年末、Endress+Hauserは前年度より516名多い12,435名を全世界で雇用しています。2015年5月5日、バーゼルで開催する記者会見では、年間報告書において財務諸表について詳しく発表する予定です。
CFOの見込みでは、本年は、スイス中央銀行による為替の無制限介入断念の影響を受け、多少業績が低迷すると考えています。Endress+Hauserグループは、製品製造をスイス国内では行っていませんが、ほとんどの製造拠点を米ドル使用地域だけでなく、ユーロ通貨圏に置いています。「今のところ、その影響はまったく不明瞭です。そのため、今後の展開を非常に注意深く見守っていく必要があるでしょう」とLuc Schultheissは締めくくっています。
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