未来を試す

Steinecker Brew Centerにおいて、Krones社がエンドレスハウザーと提携

Krones社はドイツのフライジングにある同社の拠点に、非常に近代的な自社ビール試験醸造所を建設しました。そこでは、新しい技術や醸造工程を社内で、あるいはKrones社の顧客と一緒にテストすることができます。80カ所を超える測定点に関してKrones社が頼りにしたのは、エンドレスハウザーのノウハウです。

Promag H 300を使用して水の消費量とCIP測定物の流量を記録 ©Endress+Hauser

Promag H 300により、水の消費量とCIPの流量が記録されます。右側では、EngyCal RH33熱流量計がエネルギーの流量を計算します。

エネルギー収支用のProwirl F200 ©Endress+Hauser

Prowirl F 200でエネルギー収支を計測し、ビール醸造所で消費される蒸気量を記録します。

3つの柱を中心に設計

  • 第1の柱は「顧客と市場」です。これにより、顧客と協力して市場志向のレシピとプロセスの開発が可能になります。

  • 第2の柱は「研究開発」です。Brew Centerでは、フィールドテストと実現可能性の研究のほかに、グローバルな科学共同研究も促進されます。

  • 第3の柱は「教育と学究」です。これにより、Krones社は、実際の環境と同様の条件下で社内の従業員や顧客にトレーニングを提供できます。

Dr. Ralph Schneid、Krones AG

「エンドレスハウザーを選んだことで、世界水準のサポートとフルサービスを提供する非常に評判の良いパートナーを私たちは得ることができました」。

Dr. Ralph Schneid
ビール醸造所製品管理者, Krones AG

Brew Centerに秘められたビジョン

これまで、Krones社では新しいプロセスや技術を直接客先の工場で大規模にテストしていました。しかし、実際の条件下でテストすることのメリットは、いくつかのデメリットによって相殺されました。試作品やテスト段階は非常に時間がかかるため、高コストとなり、したがって非常にリスクが高かったのです。テストのフィードバックが最善の方法で得られることはほとんどなく、さらにテストできる機会は常に現場の状況に左右されました。その解決策となるのは、自社のビール試験醸造所を建設することでした。

実現

Brew Centerの中核となるのは、5ヘクトリットルの仕込室です。このシステムのサイズは、最大限の柔軟性を提供します。さまざまな技術を組み合わせて、Krones社の幅広いソリューションを実証するために使用することが可能です。Brew Centerは、多種多様な国際標準プロセスを再現できるだけでなく、顧客の新人エンジニアや従業員の技術的なトレーニングを行うこともできます。トレーニングのコンセプトには、エンドレスハウザー製計測機器の設定も含まれます。

デジタル化

システムのすべての部品やコンポーネントにQRコードが示されていることからも、デジタル化に重点が置かれていることは明らかです。「Share2Act」へのゲートウェイとして機能するコード、生産システム用のクラウドベースのソーシャルネットワークにより、プラントオペレータは、問題が発生した場合に素早く解決策を見つけるために役立つ写真、コメント、その他の重要な情報を投稿できます。