サニタリ温度計「iTHERM TrustSens TM371」
に39℃自己校正機能を追加
〜プロセス停止を伴わない自己校正と、校正結果・履歴の自動記録により、監査対応を支援〜
エンドレスハウザー ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:泉 俊彰) は、サニタリ温度計 「iTHERM TrustSens TM371(以下、TM371)」 に、新たに39℃で自己校正を実施できる機能を追加しました。TM371は、衛生プロセス向けに設計された自己校正機能付きRTD温度計で、生産を止めずに温度計測の信頼性を維持することを目指した製品です。
iTHERM TrustSens TM371の概要
TM371の自己校正は、センサ内部に搭載された基準センサのキュリー温度(固定点)を利用して自動で行われます。工程温度が高温域から冷却工程に入るたび、Pt100センサを自動で自己校正し、キュリー温度到達時に基準センサが信号を出力、Pt100の測定値と比較することで校正を完了します。
また各機器は、製造時に基準センサの正確なキュリー温度が校正・記録されており、その結果は証明書として文書化されています。
39℃自己校正機能について
従来、iTHERM TrustSensはSIP(蒸気滅菌)工程で活用しやすい118℃の校正点により、滅菌プロセス中の自動校正を通じて、品質保証と生産性向上に貢献してきました。
今回の39℃校正点の追加により、蒸気滅菌に依存しない重要工程にも自己校正の考え方を広げ、より幅広い工程で温度計測の信頼性を向上させます。
※自己校正温度(39℃/118℃)はご注文時にいずれか一方を選択いただく仕様で、両温度同時対応ではありません。
運用面での主な利点
この機能追加は、次の点で日々の運用に役立ちます。
校正のための停止や段取り作業を増やさず、工程のタイミングを活用して自己校正を行えるため、現場の運用負荷を抑えることにつながります。
校正/診断データを自動記録し、監査対応に貢献します。
Heartbeat Technologyによる機器の検証・連続監視を通じて、品質管理や保全計画に役立つ情報を得られます。さらに、Bluetooth(SmartBlueアプリ)による設定・診断のワイヤレス化、HARTによる校正・診断データの確実な伝送にも対応し、現場作業の効率と安全性向上に貢献します。
エンドレスハウザーは今後も、食品・飲料およびライフサイエンス分野における重要な衛生・無菌プロセスに向けて、品質要求と生産性の両立を支える温度計測ソリューションを提供してまいります。
仕様詳細については製品ページ(iTHERM TrustSens TM371 コンパクト温度計 | Endress+Hauser)をご覧ください。