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重質原油/中質原油分離の最適化

原油の品質が向上、保守の必要性が減少

当社のマルチパラメータ式ガイドレーダー技術により、原油の品質が向上し、プロセスにおける保守の必要性が減少します。分離アプリケーションの場合、界面および全体レベルの正確な測定を困難にするラグ層(エマルジョン)が存在することが少なくありません。この技術は、こうした問題を克服するために特別に設計されたものです。

重質原油/中質原油セパレータ ©iStockphoto/Strandperle

特徴

  • 分離プロセスにおける中断のない測定

  • 特殊工具なしで簡単な設置および保守

  • 原油の品質が向上

  • 界面測定用のマルチパラメータ式プローブ。界面層および全体レベル用の2つの電流出力。

課題

中質原油および重質原油の分離(API 15° ~ 31° 870 ~ 960 kg/m3(7.3 ~ 8 lb/gal))においては、単体機器を使用して全体レベルおよび界面を正確に測定することは困難な場合があります。このアプリケーションでは、ラグ層(エマルジョン)が存在することが少なくありません。ラグ層が5 cm(2 inch)を超えると、標準のガイドレーダー機器では界面の測定ができなくなります。また、静電容量式レベル機器では、全体レベルではなく水のレベルのみが示される可能性があります。

エンドレスハウザーのソリューション

当社の特許取得済みのマルチパラメータ式ガイドレーダー機器は、従来のガイドレーダー技術と静電容量式レベル技術を組み合わせて、それぞれのメリットを1つの機器で生かすことができます。ラグ層(エマルジョン)の厚みが約5 cm(2 inch)以上になると、センサが自動的に静電容量モードに切り替わります。これにより、継続して界面を検知することが可能です。

レベルフレックスM FMP55(コアキシャルプローブ付き)

高信頼性の測定:

  • エマルジョンを含む界面測定用

  • 液面の乱流および泡立ちがある場合

  • 測定物の変化に対応

  • 高い可用性

  • データメモリ内蔵

  • 工場にて事前校正済み

  • 各言語による直観的なメニューガイド式操作コンセプト

  • 制御システムまたは資産管理システムへの統合が容易

  • 迅速な決断を可能にする的確な機器診断およびプロセス診断

  • 認定:ATEX、IEC Ex、FM、CSA