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超重質原油/重質原油分離の最適化

プロセス制御の向上

超重質原油や重質原油のオイル分離(API度15以上、または密度960kg/m3(8 lb/gal)以上)およびオイルサンドの場合、精製プロセスはセパレータ、FWKO、BOT、脱塩装置などで実施されます。全レベルにわたって密度を測定し、時間とコストに関して最も効率の優れた操作を実現することが重要です。従来の測定技術では、このプロセスにおいて得られる情報が限られていました。プロファイルビジョンにより、プロセスを明確に把握することができます。

超重質原油/重質原油セパレータ ©shutterstock/Strandperle

特徴

  • 流入口から流出口までセパレータ全体の精度の高い三次元密度プロファイル

  • 容器の外側に設置

  • 密度関連の問題による分離の中断なし

  • 高価な化学薬剤のプロセスへの過剰添加/添加不足が発生しない

課題:プロセスの全体像を把握

従来の技術では、全体レベルおよびエマルジョン層を明確に把握することはできませんでした。エマルジョン層の位置および厚みは、添加すべき乳化破壊剤の量を決定するための重要な情報です。従来の測定技術では、セパレータ内に設置する必要があるため汚染の影響を受けることが少なくありません。そのため、計測機器を定期的に取り外して洗浄する必要があり、貴重な時間が浪費されます。

エンドレスハウザーのソリューション:密度プロファイリングシステム

セパレータは3つの密度検知エリアに分割されます。

  • 底部の砂の有無を検知してセパレータの全体容量を確定します。

  • エマルジョン層および厚みの測定により分離プロセスの最適化を実現し、化学薬剤の過剰添加/添加不足に関連するコストを削減します。

  • 上部のクリーンな原油を監視します。統合されたPLCがすべての測定データの収集とスケーリングを行います。最大5種類の界面レベルの視覚化が可能です(砂、水、エマルジョン、オイル、泡)。

ソリューションの詳細:プロファイルビジョン

  • 各タンクの概要表示(プロファイルまたはバーグラフ、アラーム、履歴、イベントログ)

  • 測定データの収集およびスケーリング

  • 最大5種類の界面レベルの計算および視覚化

  • 密度プロファイルを図(密度をカラーで表示)またはグラフ(バーグラフまたは線グラフ)で視覚化

  • リミット値およびステータス監視

  • アラームおよびトレンド表示

ガンマパイロット M  FMG60

  • 一体型変換器:1つの機器ですべての測定作業に対応

  • 過酷なプロセスや周囲条件においても最高の可用性、信頼性、安全性

  • 最小の添加量でも最高の感度および精度

  • 多様な検出器により各アプリケーションへの最適な調整が可能

  • 上限レベルスイッチ用にIEC 61508準拠のSIL2/3認定取得

  • 密度測定用の温度補正

線源容器FQG63

フレキシブルな伸長エレメント付きの線源容器です。利点:

  • 軽量の機器で最高レベルの遮蔽を実現

  • 最高の安全等級

  • 最大30m(98ft)の挿入長が選択可能であり、フレキシブルな設置が可能

  • 手動操作

  • スイッチ位置を固定するための南京錠または締付けボルト

  • スイッチ状態の確認が容易

  • 取付けの簡単な小型機器